超絶技巧で火花散るアクション&マニューバー勝負
VOLCOM PROを前にしてでん助がハワイ入りした。
サンセットのプロジュニアは超絶技巧で火花散るアクション&マニューバー勝負!
サンセットらしいパワフルでビューティフルな6-8-10ftのグッドウェイブでのコンテストは見ていて迫力があった。
なんてったってディープなターンからのバーティカルリップやフルレイルカービング、あるいはジャイアントスープを恐れないチューブライディングと か、プロジュニア選手たちのアクションは刺激に満ちていて、サンセットガンを駆使したメイクザラインのオウル・チャップマンやBKの時代のそれとは比べようもないほどのホット&ラジカル。
ショアブレイクから見ていたでん助はジャイアントなセットが入る度にワクワクドキドキ興奮させてもらいました。その後でし た、仲村拓久未プロがセミファイナルで敗退し惜しくも決勝進出を逃したと聞いたんです。今日のサンセットで拓久未がベスト8まで勝ち上がったんですからたいし たもんです。いよいよ世界でも勝てるプロとしてガンガン勝ちにいってほしいところです。
夕方のパイプラインは風が入って終わってました。しかしそこは腐ってもパイプライン!!! JOB やジョン ジョンが決めるディープなシックバレルはギラリと光って迫力充分。隣で見ていた九州宮崎の椎葉順プロは思わずウーンと力はいってました。
明日はヴォルコムパイプの開幕日で朝のオープニング第1ヒートに脇田パパがクレジットされてる。脇田がどんなライドを決めてくるのか? 大いに注目するところであります。
Text、Photo/サーフィン研究家 大森でん助
Profile
でん助:大森修一/ Shuichi Omori
1954年生まれ。サーフィンメディア38年のキャリア。
サーフィンをまじめに研究する。波であり、マニューバーであり、ローカルであり、カルチャーであり、インダストリーであり、スタイルであり、ファッションであり、サーフィンのすべてを研究するサーフィン総合研究所の所長。サーファーの感情、行動、心理など、サーファースタイル人間学をベースに分析しながらサーフィンを楽しむ。