イメージすることの重要性

先日パイプラインで波乗りしていて、面白いストーリーがあったのでお話させて頂きたいと思う。

その日僕は朝の真っ暗なうちからパドルアウトし、いい波を選んでいるうちに人が一気に増え、全く一本も乗れないまま１１時になろうとしていた。　
何本かはいい波が来て、それにパドルするも、インサイドでジェイミー・オブライエンが短い板でひっくり返して乗ってくる。
そんな状態で波に乗れず心が折れそうになり、「巨大オフザウォールで最後一本乗っていくか〜」と思っていたら沖からのセカンド割れしてくるセットを喰らい、打ち上がりそうになるものの、ギリギリ踏ん張って沖にもどり、「あれなら一番沖から行ってやる！」と一番アウトにポ ジションし、待つ事数十分。。
セカンドリーフからテイクオフし、インサイドのファーストリーフでボコーっとチューブ、、は巻いていたのだが
自分が少し走りすぎてしまい、チューブの感覚は味わうことはできたが、少し甘いライディングになってしまった事は否めない。
しかし、最後の最後でその狙っていた波に乗れることができて、ほっと一息。。

そして何が嬉しかったというと、乗れた事も嬉しかったのだが、パイプをイメージしていて、この波はこうなる、、あの波はこうなる、、　これがいい波だ！と思ってパドルした波はジェイミー・オブライエンかジョン ジョンかローカルの誰か、が乗っていっていた。そのポジションも自分のイメージしている所と同 じ場所だった事が多く、「僕のイメージ、波の読み」が当たっていたことが一番嬉しかった。　

波の事を研究している自信はあるが、パイプの波は複雑にシフトして難しい。
そこでの進歩が嬉しかった。

日々イメージし、考えていることは　自然とレベルアップしていくと感じた。

４時間波待ちしたけど（笑）素晴らしいセッションだった！
次はもっと上手に出来ると思う。　

皆さんもイメージを重ねてみてはいかがでしょうか。

Mahalo      堀口真平