Update:201502.18WedCategory : BLUERマガジン

パウダースノーを楽しむためにチェンジすべき3つのポイント

Photo By Facebook LIFE STYLE PROJECT /Rider Tadashi Fuse

新雪、なかでもパウダースノーはフカフカでこけても痛くない。
足首ぐらいまでの降雪ならば気持ちよくスノーボードすることができるが、膝や腿、腰の深さになるとノーズが刺さってしまって前のめりにこけることも。さらにはなかなか起き上がれずに汗だくになった経験はないだろうか。
その苦い経験からパウダースノーに苦手意識を持っている人も少なくはないだろう。
圧雪バーンとは違うスノーボードでの非圧雪のパウダーライディングを楽しく滑るためのコツを3点紹介しよう。

1.セットバックする
これが一番簡単でパウダースノーを滑りやすくしてくれる。セットバックとはバインディングを通常のセッティングよりもテール側にずらすことをいう。
そうすることでノーズが上がりやすくなるため、雪面に刺さりにくくなる。

2.後ろ足荷重で滑る
後ろ足に荷重し、ノーズを上げるようにして滑ることでノーズが刺さってこけることを避けることができる。
荷重は後ろ足だが、上体は前にかぶせることでライディングは安定する。
上体も後ろにあるとまくられて後ろにこけてしまうためだ。

3.板の性能に頼る
より気持ち良く滑るために、パウダーボードや普段使用しているものよりも長めの板を使用することもおすすめだ。
パウダーボードとはパウダーライディングに特化したスノーボードであり気持ちよくパウダースノーを楽しむことができるのだ。
ノーズが長めに設定されていたり、板自体がワイドだったり、テールが割れている形状だったりと各メーカーでこだわっている。
比較的高価な買い物となるため、パウダーボードのレンタルや試乗会でチェックしていただくことをおすすめする。

Photo by http://gotoniseko.com/ja/ Genten Stick

パウダーライディングは経験とある程度の滑走技術が必要であるため、まずはコース脇の圧雪されていない部分を滑ってみたり、ある程度慣れてきたらコースとして開放されている非圧雪バーンにトライしたりすることをおすすめしたい。
あまりにも深い雪で自信がない場合は無理は禁物である。
実際に勢いよく頭から突っ込んでしまい窒息するという事故も起こっているので油断は禁物である。

自分の技術を過信することなく安全にパウダースノーを楽しんでほしい。

パウダースノーとは・・・軽くてさらさらとしたドライな雪質をパウダースノーという。
雪に含まれる水分が大変少なく、固まらない。浮遊感を感じるようなライディングが可能。

非圧雪ゾーンがあるゲレンデ
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