Update:201503.13FriCategory : BLUERマガジン

もしかして遭難!? 生還するために覚えておきたい5つのこと

Photo by North West Air Ambulance, on Flickr

山登りを楽しむ以上、誰もに体験しうる可能性がある“遭難”。一瞬の気の緩みや誤った判断が招くだけではない。細心の注意を払っていても、悪いことが重なり起こることもある。冬山で、雪山で、夏山で、川で。道迷い、負傷、悪天候、急病、動物。統計的にも季節や場所を選ばずに発生しているのが遭難だ。もしもに備えて、遭難したとき無事に生還するために必要な5つのことを覚えておこう。万が一のときは必ず思い出して欲しい。

1)パニックにならない、希望を捨てない
最も基本にして、いちばん大事なことである。これができないがために事態が悪化したとも考えられる遭難事故が多い。真面目な方ほど、遭難すると我が身の危険より「明日の会社が!」「学校が!」と考えて、無理に帰ろうとしてしまいがちなのだ。真っ暗になっている“道なき道”を下ろうとしたり、ショートカットをしてみたりと無茶な行動を取ってしまうのである。
そういう行動を起こす時点でパニックに陥っていると考えるべきだ。パニックは災いを助長するので、まずは「遭難した」という事実を受け止め、命を守ることだけを考えよう。また、「もう駄目だ」と絶望してはいけない。希望を失うと人間は脆く弱くなってしまう。絶望して放心状態でいるくらいなら「絶対帰れる」と自分に言い聞かせて、対策を練り、冷静に行動をしてみよう。

Photo by Arup Malakar, on Flickr

2)その場を動かず、夜を明かす準備をして110番
遭難したら、まずその場から動いてはいけない。そこが危険な場所でない限りは、とどまることをお勧めする。なんとか下山しよう、帰ろう、と不確かな道を進んで崖から落ちたり、転んで怪我をしたりといった事例がとても多い。周りや先の確認ができない夜に動くのは事故の元である。また、予定ルートから外れれば外れるほど、捜索、救助が難しくなるのだ。
テントやツエルト(軽量簡易テント)を張るか、雪山なら雪洞を掘ったり、スノーマウントを作って待機しよう。雪がなければ風のない場所を選び、着こめるだけ着込んでその場をじっとして動かないこと。そして携帯の電波が入るかを確認して「110番」通報をしよう。もしつながらなくてもあきらめず、朝までバッテリーを温存するために電源を切り、翌朝明るくなってから見通しの良いところに出て、再度110番に電話して救助要請を行うのだ。

3)登山届を提出しよう
最悪の遭難を避けるためにも、登山届に人数、住所、行動予定、食糧計画、装備等を書いて登山口のポストや管轄する警察地域課に提出しておこう。出掛けに家族へ預けるのも忘れずに。万が一に遭難しても、家族や警察地域課が、下山予定になっても戻ってこないことに気がつき、通報をして捜索が始まるかもしれないのだ。また、登山届があれば、捜索隊が捜索エリアを絞り込め、発見が早くなる可能性がある。捜索時に非常に役立つものなので必ず提出しておこう。

※登山届のフォーマット※
参考までに、日本山岳協会のホームページには登山届けがアップされている
日本山岳協会URL:http://www.jma-sangaku.or.jp/tozan/plan/planning/

4)ツエルト、非常用食料、火を起こすものを常備しておこう
“ツエルト”は、わずか300グラムほどの軽量簡易テントなので、リュックやバッグに忍ばせていても苦ではないはず。テントのように自立させることも可能だが、ただ頭からかぶるだけでも体温の消耗を抑えてくれる。
“非常用食料”は、チョコレートやハチミツ、行動食、飴など何でも良いが、ひもじいとき、辛いときの食事は生きる活力を与えてくれる。救助が難航し長期化しそうな場合は、見積もりを立て計画的にチビチビと食べてしのごう。

Photo by EgnaroorangE, on Flickr

“火”はウォータープルーフマッチ、メタルマッチ、ジッポなどが点けやすいが100円ライターでもいい。暖をとるために火をおこすことも考えよう。日本の山で“たき火”を焚くことは許されていないが、緊急時なのでやむを得ない。但し、山火事になると大きな損害を被り自分の首を絞めることになるので、火の扱いには十分に気を付けて欲しい。

5)捜索隊に発見してもらうために
場所を確保したら、耳を澄まして、ヘリの音や捜索隊の探す声が聞こえてこないか確認しよう。捜索隊の接近を感じたら、大声で叫んだり、ホイッスルを吹き鳴らし、自分の居場所を精一杯アピールするのだ。

Photo by North Carolina National Guard, on Flickr

ヘリの音が聞こえたら、少しでもヘリから発見されやすい場所に移動する。地上からは、すぐにヘリを見つけられるが、ヘリから地上の人間はなかなか見つけづらい。特に林や森の中ではかなり困難である。カラフルなものや動いているものは見つけやすいので、開闊地(かいかつち)に出てカラフルなもの(レインウェアなど)を大きく振って気付いてもらおう。たき火の煙は空に立ち上り見つけやすいので、昼間に煙を立てるのも手だ。

以上、遭難した際に思い出すべき5つのことを挙げたが、あくまでも最終手段であり、遭難しないのがイチバンである。しっかりと計画を立てて、安全な登山を心がけて欲しい。

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壁がちょっとさびしい、なんて時の最近の流行は壁紙チェンジ! 貼り替えにチャレンジする人もいるけど、結構、手間で面倒、時間もお金もかかって、そこまではちょっと…とう人も多いはず。そんなときに気軽に飾れるデコグッズが便利。


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#1  Departure 旅立ち
photo by Naoko Tanaka @CA,USA
アメリカ西海岸の青い空を飛び立った飛行機。もっと高く、もっと前へ、もっと進もう。

 #2 San Clemente Pier
カリフォルニア・サンクレメンテピア

photo by GO IZUMIKAWA @CA,USA
南カリフォルニアにあるサンクレメンテ。海岸にある象徴的なピアの橋桁から夕陽が輝く。ここカリフォルニアはサーフィンが根付く世界最大のサーフシティ!この夕陽からいただくパワーは絶大。


#3  Moments  世界にある一瞬
photo by Naoko Tanaka @all over the world

世界中で切り取った瞬間のコラージュ。ヴェネツィア、バリ、ハワイ、マカオ、韓国、ロンドンなど、日本と同じように世界は動いている、生きている。


#4 波とともに生きる島
ハワイ・オアフ島ワイキキビーチ
photo by GO IZUMIKAWA
@Oahu island,Hawaii,USA

雨が降ったあとは大きな虹があらわれる。幸せが溢れる海の聖地&パワースポット。


#5  Typhoon Swell
photo by GO IZUMIKAWA @shonan,JAPAN
湘南は内海にあるため波の立ちにくい地形にある。そんな湘南に待望の台風スウェルがやってきた!


#6  Mt.Fuji
photo by GO IZUMIKAWA @shonan,JAPAN
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