翼をさずけられた男、新井洋人
Red Bullといえば今は知らない人はいないぐらい有名になったエナジードリンク。
この会社が設立されたのは、1980年代半ばというから、かなり前の話になる。エナジードリンクが発売されたのは1987年4月1日なので、28年にもなる老舗である。
Red BullというとあのTVCMを思い浮かべる人も多いはず。
「レッドブル翼をさずける」のコピーでちょっとFunnyでCynicalな雰囲気のインパクトあるCM。そんな柔らかいCMとは変わり、スポーツ界でのイメージはハードコアでエクストリーム系のニオイがプンプン。
エナジードリンクだけあってRed Bullとスポーツは切り離せない存在となり様々なスポーツの場面でこのロゴを目にする。
Red Bullがサポートするアスリートは全世界で実に700人以上もいると言われる。
Red Bullからサポートを受ける日本人は現時点で10人。
先日、スノーボード世界大会スロープスタイルで日本人として初優勝した角野友基、やはりスノーボード世界選手権で史上最年少優勝した鬼塚 雅 等今を時めくアスリートばかりだ。
そんな中にサーフィン界からも選ばれたアスリートが1人。
それが、新井洋人だ。
Photo:Kenyu Takahashi / Red Bull Content Pool
横浜出身の19歳。
彼は、サーフショップを経営する両親の影響から4歳でサーフィンを始める。
12歳より本格的に競技活動を始め、14歳にして全日本アマチュア選手権ボーイズクラスで優勝、翌年にはISA世界ジュニア選手権 U16で4位になったことをきっかけにサーフィン一色の生活となる。その後数々の国内外のカデット、ジュニア大会に出場し、ズバ抜けた才能で頭角を現す。17歳で湘南プロジュニア(5STR)優勝に輝いた彼の最大の目標は日本人初のWSL CT(Champion Tour)参戦すること。国内でのトレーニングに加え、オーストラリアのLennox Head Surf Training and Surf Coachingでトップにふさわしいインターナショナルな選手になるためサーフィンの技術とともに語学も学び、日々成長を遂げている。
現在国内の大会に出場する事が少ない彼だが昨年末のハワイ・ノースショアでは若手で一番目立っていたという声も聞く。
翼をさずけられた新井洋人の活躍を是非、注目して欲しい!
Photo:Kenyu Takahashi / Red Bull Content Pool
www.redbull.com/jp/ja