JPSAメン優勝は仲村拓久未!!
【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2015 ショートボード開幕戦 ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ サポーテッド プリンセスコレクションはMen’sのファイナルデーを迎えた。
今シーズンJPSA初戦はバリ・クラマスで開催され、ファイナルデーは晴れの天気で、波は胸セット頭くらい。風は弱い北西風で面はクリーンの中で行われた。
ファイナリストは田中英義選手、田中海周選手、仲村拓久未選手、喜納海人選手の4人。
スタートして直ぐのオープニングライドを決めたのは、自身のInstagram等で勝ちます宣言をして気合い十分な仲村選手。ポイントは9.25ポイントのエクセレントスコアをいきなり叩き出す。
これに続き喜納選手も7.25ポイント、田中(海)選手も2本目に9.60ポイントのエクセレントスコアを出し追撃開始。
仲村選手と田中(海)選手は、この冬かなり海外遠征でトレーニングを積んできたのか、身体のキレの良さはピカイチで、ターン後のリカバリーが半端ナイ。体幹がしっかりした印象だ。
今日のクラマスはバレルとなるが、かなり速くキッチリ抜けてこれる波は少ない状況。ここで各選手の戦術がわかり試合展開が面白いものとなってきた。
田中(英)選手と喜納選手はチューブをメインとしたライディング構成で挑み、あまり掘れてこないと判断した仲村選手と田中(海)選手は、リッピング系でライディング構成を考えていた模様。
仲村選手は3本目もリッピングやカービングでインサイドまで乗りつなぎ9.00ポイントのエクセレントスコアを連発しトップをキープ。田中(海)選手もテールを抜いたりかなり難易度の高いリッピングを繰り返すがポイントが伸びず苦しむ。
後半喜納選手がバレルから抜けリッピングやカービングでポイントを稼ぎ9.20ポイントで追いすがる。
しかし、ここで敢えなく終了のホーンが鳴る。
優勝は9ポイント代のエクセレントスコアを2本まとめた仲村拓久未選手に決定した。
結果
優勝:仲村拓久未選手
2位:喜納海人選手
3位:田中海周選手
4位:田中英義選手