【世界中が驚愕!ミックファニング試合中にサメに襲われる】 JBAYオープン2015
2015年7月19日(日)に行われたワールドサーフィンツアー(WSL)メンズ CT#6「JBAYオープン」のファイナル中 、ミック・ファニング(AUS)がホオジロサメに襲われるというハプニングが起こった。
その瞬間、即座にウォーター・セーフティーチームがミックとジュリアン・ウィルソン(AUS)を救出し最悪の事態はまのがれた。サメに襲われたミックだが幸いな事に怪我はなく、リーシュが切られボードがわずかにへこんだ程度で済み九死に一生を得た。
サメは水中からミックをリーシュ部分をくわえたまま水中に引きずりこもうとしたようだ。
その後のミックインタビューで、
「ジュリアンが先に波に乗り、次に自分のチャンスを狙ってたんだ。パドルを止め波を待ちし、移動しようとした時背後に何か気配を感じたんだよ、何かがリーシュを掴んだんだよ。その瞬間飛び上がったね。」
「サメはボードめがけて襲ってきていて、キックしながら叫び続けたよ。でもリーシュコードが噛み切られシャークから離れられたんだ。」
「僕が襲われてるのにもかかわらずジュリアンがこっちに向かってくるんだ、彼は英雄だよ!その後ボートやジェットが助けに来てくれて安全な場所に上がる事ができたんだ。まだ何がなんだか困惑してるよ。」
サメに襲われたミックだが、
「JBAYはサーフィンするのには最高の場所だよ。いつかまた戻りたいね。WSLのアナウンサー、ウォーターパロール、そしてすべてのそばにいた友達に感謝をささげるよ。」
その後、WSLコミッショナーのキーレン・ピロー、ジュリアン、ミックと話し合いの結果、ファイナリストは共に2位で8000ポイントを獲得し、70000ドルの賞金を受け取った。
シャークアタックにより試合が中断され、過去にない結末でJBAY戦は幕を閉じた。ランキングの方はアドリアーノ・デスーザ(BRA)が変わらず首位をキープ、ミックは2位、ジュリアンは3位にポジションにランキングを上げた。
その日、ビデオクリップは1日になんと約600万人の閲覧者、そして現在は約1300万人以上もの人がJ-bayオープンブロードキャストを見ている。その数字からもどれだけ世界中の人を驚愕させているかがおわかりだろう。※2015/7/21現在の数字です。
これがもしフリーサーフィン中の出来事だったら話は変わっていたかもしれない。ミックやジュリアンを救出してくれたセーフティーチームには、いちファンとしても感謝させて頂きたい。ミック、ジュリアン本当に無事で良かった。