絶対失敗しないサーフビデオの撮り方6つのコツ|陸上編
友達や家族にサーフィンのビデオを撮影してもうと、ちょっとガッカリな映像が残っていることってありますよね。
また反対に友達や家族のサーフィンシーンを撮影したあとに、画像が傾いていたり、揺れていたりして、見るに耐えない映像になってしまった経験をした事がある人は多いはず。
そこでビデオカメラを使ってサーフィンの映像を上手く撮影するための、6つのコツをご紹介します。
01.
ビデオカメラの種類
基本的にはどんなタイプでもOK。運動会を撮るような家庭用のビデオカメラ、一眼レフカメラのビデオ機能、デジカメでも撮影は可能。
レンズの倍率は光学で20倍あれば十分。撮影サイズは、編集後の書き出しサイズのお好みに合わせてセットアップする。
02.
三脚とビデオ用のカメラ雲台を使う
三脚はビデオ撮影用のなるべく安定感のある物を選ぶ。カメラを三脚の最上部に取り付ける台座の部分を雲台と呼ぶ。カメラ用とビデオ用の雲台は形も機能も違うので必ず滑らかに動くビデオ用の雲台を使用する。この三脚とビデオ用の雲台がサーフィン撮影には必須。予算に応じてベストなものを手に入れることをお薦めする。
撮影する際には、水平な場所に三脚をセットアップ。カメラを台座に固定したらカメラを180度左右に動かしてみて水平線を基準に水平が出ているか確認する。
また予備のバッテリーとメモリーカード、テープ等のは余裕を持って準備しておく。とくに一眼レフやデジカメで動画を撮るとバッテリーの消費は大きいのでスペアを用意しておこう。
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03.
ズームは最初から使わない
最初のうちはなるべくズームの使用は控える。安定した映像を撮る事ができるようになったら、ゆっくりとズームを使う練習をしてみよう。
カメラによってはズームスピードがセットアップできるので、ゆっくり動くように事前にセットアップしておこう。
04.
滑らかな上下左右の動きを心がける
撮影時には、つねに被写体がファインダーの中央にくるようにして、できるだけ滑らかな上下左右への動きを心がける。
前後左右への動きはビデオヘッドの性能が動きの滑らかさを左右するので、ここでもなるべく滑らかに動くビデオ用雲台を使用することをおすすめする。
05.
撮影前後に2-3秒余分にカメラを回す
ライディング撮影ではライディングの前後に必ず約2-3秒カメラを余分に回すことで、編集するときに用いるディゾルブなどの効果をかける尺の余裕ができる。
サーフィンの撮影をする時には、ライダーの陸での様子、周りの景色、無人の波等、いろいろと撮影しておくと編集する際に、インサートとして挟むことができるので色々と撮影しておこう。
06.
天候と波コンディションに注意する
サーフィンの撮影を上手く行うには、気象条件と波のコンディションを選ぼう。
撮影の際には、晴れの日、オフショア、順光の3つのコンディションがそろえば、プロ並の映像で、良い思い出が残せるはず。
ちなみに順光、斜光(サイド光)、逆光とあり、順光は光が被写体を向いている状況。逆光は被写体が背の方から光を受けている場合。
晴れの日にはライダーにオートフォーカスも合いやすい。オフショア、順光のコンディションならライダーの識別も容易で、ライダーの顔も黒くつぶれてしまう事もない。
反対に曇りや暗い日、オンショア、逆光などのコンディションでは、奇麗なサーフィン映像を残すことは難しい。コンディションを選んでビデオ撮影をすることを心がけよう。
以上6つのコツを習得すればビデオでのサーフィンの撮影は上手くいくはず。
つぎに海に行く時に、ぜひ自分で、撮影してくれる友達や家族にもレクチャーの上、お試しを。
ビデオ雲台選びの参考動画