宮内謙至プロに聞いたロングボードのトレンドと選び方
過去6度のJPSAロングボードグランドチャンピオンを獲得した、若きレジェンド宮内謙至。
彼が経営するサーフショップTRIM OFFでロングボードトレンドやサーフボード選びについて聞いた。
宮内謙至ショートインタビュー
今年のロングボードのトレンドはどんな感じですか?
自分ではシングルフィンのロングボードにしか乗っていません。サイズは9’6以上、幅はMAX23インチ以下、厚さは基本3インチ。
カルフォルニアのトレンドでいえば、ボリュームが少なめでテールロッカーが強かったり、ロングボードも進化しています。フレックスフィン付きのパフォーマンス重視のシングルフィンがトレンドですね。
何でシングルフィンの長めのロングボードにしか乗らないのですか?
速くて、重くて、難しいから。
サーフィンを始める人へのアドバイスをお願いします。まずサーフィンを始める時には、どんなボードを選べばよいでしょうか?
現在、シングルフィンの重いボードが流行っていますが、とてもコントロールが難しいので、初心者にはオールラウンドなロングボードが良いでしょう。トリムオフでの取扱になりますが、ハワイアンプロデザインのDT2というモデルがおすすめです。重くも無く、軽すぎもせず、初心者から上級者まで楽しめるバランスが良いボードです。
サーフィンを始めるのに必要な物はなんでしょうか?
まずはやる気。道具はサーフボード、ウェットスーツ、リーシュ、ワックス、夏ならトランクスですね。
ありがとうございました。
トリムオフ一押しの最新トレンド商品紹介
2015お薦めのサーフボード
ロングボーダー向けのミッドレングスボード
メーカー名/ハワイアンプロデザイン
モデル名/ストーンステップ
特徴/シングルフィンのミッドレングスボード。長さは7フィート台を推奨。幅22 1/4厚さ2 7/8。フィンはドナルド・タカヤマデザインのフィンガーフィンの7 1/2インチ。
ロングボーダー向けのミッドレングスボード。無理しなくても波に乗れる。乗ってからもデッキ6オンスと4オンスの2層、ボトム6オンス1層の適度な重さで板が走ってくれる。レールトゥレールのターンやローラーコースターまで癖が無く乗りやすい。波の適正サイズは腰から頭。
価格222,000円
2015お薦めのフィン
ベーシックデザインのグラスファイバー製シングルフィン
メーカー名/ダートフィン
モデル名/D-DRIVE (ディードライブ)9,25インチ
特徴/グラスファイバー製の奇麗にフォイルされたフィン。広めのベース幅とティップ(先端)にかけてのレイク(傾き)のバランスの良さが特徴。プリントはアーティストのブッシュ氏とのコラボレーション。
価格12,960円
経験豊富なスタッフが初めてのボード選びから、オーダーボードまでしっかり丁寧にアドバイスしてくれる。
商品もハワイアンプロデザインのサーフボードを中心に、ロングボーダー向けのマニアックなアイテムが目白押し。もちろん宮内謙至デザインのダートフィンもフルラインナップで展開中。店内では、大型のモニターとアメリカンサイズのソファーもセットアップされて、貴重な映像アーカイブを見ながら、ゆったりと買物を楽しむことができる。
■trimoff(トリムオフ)
http://www.trimoff.jp/