Update:201510.12MonCategory : BLUERマガジン

サーファーの擦れ防止アイテム「ワセリン」の活用方法

フルスーツのシーズンになると特にサーファーが悩まされるのが「ウェット擦れ」。

ステッチの部分、接合部分や、男性なら乳首付近など、サーフィン中に擦れて痛くなり肌がこすれて痛くなることがある。

しかし今ではフィットする高性能ウェットスーツも多いし、ラッシュガードやアンダーなどの擦れ防止をしっかりと行うのが一般的。

しかし、それでも減らないウェット擦れ。

昔からサーフィン専用のワセリンが開発されていて、今では各社からウェットスムーサーなる潤滑油的なガードクリームも出てるので専用のものを使っている人も多いかもれない。一方で、非常に古典的ながらどこの薬局やドラッグストアにもある市販の「ワセリン」でも十分に効果があって、サーファーにとって救世主。

そんな「ワセリン」。

サーファーがワセリンといえばウェット擦れ防止だが、実は本来の使い方を併用してみると、一石二鳥にも三鳥にもなる。

01.顔のシワ対策

サーファーならシミもシワもサーファーのシンボル! しかし、シミはともかく、シワは見た目年齢をかなり下げてしまう。

現に、サーファーは日焼けでかっこよく見えることも多いが、深く刻まれたシワで5歳も10歳も年上に見られえることもしばしばで、特に深くきざまれた「ほうれい線」は男性、女性を問わず、かなり老けて見える。

方法は簡単! 寝る前にワセリンを塗って寝る。べっとり付ける必要はなし。薄くのばして顔全体に。気になる部分は少しだけ多めに塗りこむ。

油分の塊なので、手につけるとかなりベッとりするので運転される方は気をつけて。サーフィン後に軽く顔に塗るのもおすすめ。

筆者はサーフィン雑誌を発刊している出版社のナチュラルライフスタイルを送る編集者に聞いた方法。

ここ久しく「肌断食」と呼ばれ、肌にたくさんつけないで断食のごとく肌を休ませるため、女性のスキンケアを固形石鹸とワセリンだけを塗って毎日を過ごす方法がある。

女性のスキンケアは、化粧おとしのクレンジング→洗顔→化粧水→乳液→エッセンスクリーム など、もの凄い数のスキンケアアイテムを付けてようやく一連の作業が終わるという工程。

その基礎化粧品の費用はピンからキリまであって、高いもものになるとローションだけで1万円なんてことはザラ。

かくいう筆者はすでに肌断食をして3ヶ月目に突入していて、今までの高いローションやエッセンスは何だったの?というくらい、このシンプルなワセリンの効果に驚くばかり。乾燥を防いでいることが大きいわけだが、シワが減った。筆者の場合は初夏から付け始め、毎日毎日、寝る前と、朝の洗顔後に薄く塗っているが、とってもハリのある肌にびっくりする毎日。

特に何もしていないサーファーの男性陣には、乾燥対策という意味でも、おススメ。

02.かかとに塗る

年を重ねると、やはり体中が乾燥。その最たるものが「かかと」。お父さん世代は、カッチカチの「かかと」の人が多くて、なんでそこまで固くなるのかな?なんて疑問だった子供時代も、自分が大人になるにつれ、こればかりは年齢を重ねた苦労や生活の数だけ「かかと」は固くなるものとようやく理解。

1日、2日、これも寝る前に塗っておやすみを。

カッチカチの「かかと」も”ベイビーのお肌”までは行かずとも、しっとり「柔らかいかかと」に変身!

03.ボディに塗る


つまり体、全身です。

秋になると顕著に体中が乾燥して、粉が吹く!? なんてことはよくあるが、とにかく気になる部分に塗る。吹いていた粉がなくなり水々しく変身!

特にサーファーは日光を浴び、海水を浴び、真水を浴びて、油分が失われやすい環境にあるため、体の保湿も、やればやるだけ効果的。

このようにワセリンは薬局薬店で入手が可能。何種類かあるが、白ワセリン、など純度の高いものもある。

本来は保湿のためにあるワセリン。サーファーがワセリンといえば、ウェット擦れ防止だが、実は本来の使い方を併用してみると、一石二鳥にも三鳥にもなる、っというお話。

[出典]
大洋製薬株式会社
http://www.taiyo-pharm.co.jp/white_petrolatum_toho.html

Vaseline
http://www.vaseline.jp/history/

Image photo by BLUER

※本記事は筆者の体験に基づき記載しており、効果を保証するものではありません。
※ご使用にあたって不安のある方や肌に合わない人はもちろんご使用をお控えの上、医師にご相談ください。
※各製品に定められた使用量に基づきご使用ください。