柴犬ラニと海のストーリー#08|歓迎の儀式をいつまでも
柴犬ラニと海のストーリー 8話|歓迎の儀式をいつまでも
「おはよう!ラー子さん」 毎朝、この言葉で一日が始まる。
ひと雨ごとに春の陽気を感じられるようになってきました。
二言めに、「ラー子さん、散歩行こう!」
ラニさんの散歩は意外と短い。いつものコースは、ほとんど変わらない。行きたいほうへ好きに歩いていくけれど、用をすますと、「さっ、帰ろう」とさっさと帰る。
ちなみにドッグランに行っても、他のワンコには目もくれず、ぐるっと一周パトロールして終了。
本当に面白い子です(笑)。
1日24時間、ほとんど一緒にいるので、ラニが何をしたいのか、何を欲しがってるのか、どうしたいのかは顔と態度で分かります。そんな日々の繰り返しでも、ラニが豹変する瞬間をお伝えしたいと思います。
ちょっとの外出するときは、「出掛けるから、お留守番」というと目をひし形にして不安そうな眼差しを向ける。理解はしているので姿が見えなくなるまで見ていてくれる。
そんな姿で見送られると、早く帰って来ようと思わずにはいられない。
ラニは、とても寂しがりやです。私がいないと不安で仕方ないのです。私もラニが居ないと不安です。
外出から戻るとラニの儀式が待っています。儀式は、お帰りの歓迎ステップ?のことです。
心の準備をして帰宅しないとグチャグチャにやられます!
歓迎の儀式はラニは興奮していて抱っこをすることが出来ないほどの喜びをするので、変な風に押えると足や体をケガさせてしまいます。
最近では、戻ったあとは素早く手持ちの荷物を遠くへ投げて仰向けで身を任せるようにしています。大の字です!
しかし、これは想像を絶する痛みや呼吸困難の苦痛が伴います(笑)。
これが愛情だと思って数分間耐えます。儀式が終わった後は数分間、頭がボッーとして記憶が遠のく感覚があります。
いつも一緒にいても、たった数時間、数分でもラニにとっては寂しい時間なんだと思います。いつまでもこの歓迎の儀式を受けていきたいと思ってます。
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