車泊の旅へ。ー愛知編ー|BLUER Special Edition
Words and Photos by Yoshishiro "moo" Kitamura
2016 車泊の旅へ。第2回目は「愛知」へ! 愛知は日本有数のサーフスポットが点在する波の宝庫。 そのため地元のみならず関西全域、大阪の都市部や関東からのビジターも多く 海岸線が整備されていることもあり車泊人が多くいるという。 そんな愛知に車泊の旅へ、いざ出発!!
車泊の旅へ。今回は愛知へ。 愛知はメジャーなサーフスポットでもあり自分も何度か訪問させてもらっている地。 東京から決して近い距離ではないが、自分にとっては遠いという感覚もなく、いつも日帰りで東京間を往復する場所。 だからなのか、実は知っているようで知らない土地でもある。 今回はこの地で車泊させてもらうのだと友達に話したら、現地合流するという。 東京近郊のサーファーにとっては、足を運ぶことはあっても、実はあまりその土地について知らない。おそらく、誰しも、愛知についてもっと知りたいという欲求があるのだろう、と感じた。 BLUER号は東京を夜中に出発、片道4時間はあっという間の旅路だが、陽が長くなったこともあり朝の5時半にはまぶしいほどの光が車に差し込んでくる。まもなく高速道路を降り、長い海岸線のコーストライン沿いの道へと入っていくのだ。 さて今回は、いったいどんな旅が待っているのだろうか…。
目的地に到着した。運良くこの日は梅雨の中休みで、晴天の30℃を超える猛暑日。波もあり休日もあいまって、この愛知の海岸には地元の方はもちろん、遠方からも数多く人々が訪れていた。 メンバーが揃うと、各々が空間を作るために設営をはじめ、この地で会えたことを祝う食事の準備が始まった。 自分は常日頃からアウトドアで使用する道具や外で食事をすることも増えるだろうという想定のもとで車にギアをすべて積んでいるのだが、どの車も、まるで自分のBLUER号並みに、あらゆる道具を満載に搭載していたことにも驚いた。それはバーベキューをするから、なんて理由もあるのだろう。 しかし愛知は日本の中央に位置する地。 四方から人が集まりやすい地理条件もあり、長距離仕様の車が非常に多いのが特徴。ある意味で、とても”海遊びに慣れた人たち”つまり車泊を含めて、道具を充実させた人々が愛知には集まってくるのだ。
さて実は、そんな驚きの一方で、個人で動く「車泊の旅」とは一味違った段取りに、戸惑っていた。 いつもは自分と柴犬ラニと二人きりの旅だ。食事も外で調理することもなく、必要最小限の食料や消耗品で移動している。コンビニがあればお世話になるし、なければ道の駅で食事を済ませることもある。 皆が集まり、外で食事をする機会は、あるようでないのだ。だからこそ、この快晴の天気と、愛知の土地と、そして知人の手厚い手料理、と。 普段はありえない状況に、戸惑うというよりも、むしろ新鮮さを感じていた。これが一般でいうデイキャンプというものか、と。 腕をふるったのは堀川さんの奥様エリさん。モツ煮込みの達人! アウトドアでこの味を出されては、プロのお店はタジタジの腕前。このモツ煮込み。もはや全員をうならせた絶品であったことは言うまでもなかった。
■BLUER'S CHOICE !!
自分だけのシークレットルームを作るためのアイテムや遊びアイデアをご紹介。
ドッペルギャンガーアウトドアから出ているストリートブランド「DUB STACK (ダブスタック)」のスプラインスケートボードをご存知だろうか。 膝や腰のひねりが重要な、ひと味違ったスケートボード。これは画期的。今後注目になりそうな予感。 DUB STACK -ダブスタック- http://dubstack.jp
Caption [1段](左から)息があってたナイスカップルのナオキ夫妻|モデルのミッチ夫妻 [2段](左から)このエリアでの車泊を楽しみにしていた小林さん(左)と内藤さん(右)|ハイエースにベッドキットを搭載し自分仕様に工夫していた皆様 [3ー5段](左から)愛知は日本全国の中でもハイエースやキャラバンなどの大型車両率が高く関西圏、東京圏の中央に位置しているだけあり、多くの車泊人が集まってきていた
夜の料理も堀川夫妻が腕を振るう。美味しい物が次々出てきて、まるでアウトドアフルコースディナー。外で食べる食事は本当に美味しいと感じた。 普段の車泊の旅は一人のためコンビニ等で無言のまま簡単に済ませてしまうが、本格的に料理をするのも楽しい醍醐味。夜遅くまで楽しい会話と美味しい食事で大満足な時間を過ごし…。そして、久しぶりに活躍したガソリンランタンも雰囲気を出すアイテムの一つ。道具は使うためにある。 そして愛知の夜は更けていく。今の季節は、夜は蒸し暑さもなく、快適に車泊できる。 ハイエースBLUER号のカーヴィンの虫除けネットは大活躍。昼間は食べ物のにおいで、どうしてもハエが多いし、夜はカナブンや蚊がいるので防虫ネットは必須。 柴犬ラニとともに夢の中へ。「車泊の旅」は、まさに、この真夜中の静寂で実感する。INTO THE DEAM…。GOOD NIGHT!
明朝。
昨夜の宴があまりに楽しく寝坊してしまい、ラニに起こされる始末。もちろん朝から厳しい床ドンの洗礼。
洗礼を受けたあとは、ミッチ夫人と直木夫人のヨガ教室に参加し、ひとりアッラーのもう1つの洗礼を受けることに。
なにもかもが新鮮。こんな健康な朝があったなんて。
愛知の皆さんとふれあいの時間を過ごしました。 今回、車泊の旅は愛知県にお邪魔して特別に仲間との合流での企画となりましたが、アウトドアにおける基本に戻れる旅になったと思います。 忘れかけていた物…、それは、普段の旅で個人行動で車泊し、食事をする事に慣れてしまっているため、大勢で食事をする段取りや準備です。 BLUER号には全てのアウトドアギアが入っています。 料理器具や食器、テントやタープ、イスやテーブル、ランタンなど、一人旅では、めったに出番のなかったアイテム達。 いざとなれば、何でも出てくるドラえもんのポケット並の積載車なのに、出番が少なかったのです。 たまにはこんな仲間との旅も必要で、積載アイテムも活躍させれば楽しいものだということを実感。 何でも揃うコンビニやスーパーに頼るのもいいけれど、やはりアウトドアの醍醐味は、道具を駆使して、手をかけて料理したり、泊まる事。 今回の旅は、初心に戻るのも大事な事であると実感した旅になりました。 お邪魔した愛知県は海や山、畑も多く、近辺には牛や馬等の家畜農場もあり、目立たないですが穴場観光スポットです。 先端には伊勢や知多方面へ渡れる車積載フェリーが出ており、なかなか味わえない観光スポットでロケーションも壮大。 人柄も温かく食事や果物も豊富な最高な場所でした。 また、お世話になった現地のローカルの皆様や突然声をかけてしまいチラシやカタログ 写真を撮らせて頂いだ一部の皆様、心良く応待してくれましたことに感謝します。 また必ずこの地に訪れると思います。その時はよろしくお願いします。 ありがとうございました。 またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。 さて次回はどこに? 車泊の旅はつづく!
words by Yoshishiro "moo" kitamura
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