全国概況

サーフィンニュース全国版[朝刊]8月21日(日) 5:00更新

台風情報：21日3時現在、台風9号は985hPaの勢力で父島の南西約170km(北緯26度05分、東経140度55分)にあって北へ45km/hで進んでいる模様。今後も発達しながら北に進み、21日(日)には小笠原付近に最接近する予想で、週明けには関東・東海に直撃する恐れあり東・北日本では暴風や大雨、高波に警戒が必要です。

21日3時現在、台風10号は994hPaの勢力で日本の南(北緯30度50分、東経136度20分)にあって西南西へ15km/hで進んでいる模様。今後は西に進み、沖縄方面に向かう予想です。沖縄～東日本の太平洋沿岸では強風や高波に注意が必要で、近くにある熱帯低気圧や台風によって進路が変わる可能性があるため、今後の動向に注意して下さい。

21日3時現在、台風11号は996hPaの勢力で石巻市の南東(北緯37度50分、東経142度20分)にあって北西へ40km/hで進んでいる模様。今後は北寄りに進み今日には東北に最接近。その後は北海道に上陸する予想です。北日本の太平洋側を中心に、強風、大雨、高波に注意。特に、北海道では大雨に厳重な警戒が必要です。

今日の日本列島は三陸沖の台風11号は北上し北海道へと進み、台風10号は沖縄方面へゆっくりと西寄りに、一番勢力のある台風9号は夜にかけて北緯30度線を越えて北上してくる模様。
太平洋側の北～東日本の東に向いたエリアでは三陸沖を北上する台風11号の影響でウネリの強い状態が一日を通して続き、一部を除いてはジャンクやハードなクローズコンディションが続く見込みです。ただ、広い範囲でウネリ自体は朝をピークに落ち着く傾向で、日中に入る予報の南寄りの風でオフ寄りとなるエリアやウネリを軽減できる一部のポイントでは中・上級者が出来るまで落ち着く可能性もありそうです。また、東～西日本の南に向いたエリアでは、湘南～東海～伊勢で沖縄方面に進む台風10号や北上してくる台風9号などからの南東寄りのウネリの反応が朝からほぼ同程度か後半にかけてサイズアップしてくる可能性がありそうで、四国～九州の東に向いたエリアでは台風10号からの東寄りのウネリの反応が同程度か九州などではさらに反応良く、また近畿～四国などの南寄りに向いたポイントでも徐々にサイズアップしてくる可能性もありそうです。
一方、日本海側の近畿～山陰～九州の北向きのエリアでは海上の前線などの影響で続いている北～北東寄りの風・ウネリの反応が、今日も同程度か山陰などではもう少し反応が良くなりながら続く見込みです。

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