全国概況

サーフィンニュース全国版[朝刊]8月22日(月) 7:24更新

台風情報：22日6時現在、台風9号は975hPaの勢力で三宅島の南西西約40km(北緯33度50分、東経139度25分)にあって北へ30km/hで進んでいる模様。今後も発達しながら北に進み、今日は暴風域を伴って関東・東海に上陸する可能性が高く、東～北日本では暴風や大雨、高波に警戒が必要です。

22日6時現在、台風10号は990hPaの勢力で日本の南(北緯28度50分、東経133度05分)にあってほとんど停滞している模様。今後も西寄りに進み徐々に勢力を強めながら沖縄方面に向かう予想です。沖縄～西日本の太平洋沿岸では強風や高波に注意が必要です。

今日の日本列島は北海道に上陸した台風11号はオホーツク海へと進み温帯低気圧化し、四国沖の台風10号はゆっくりと沖縄方面へ進み、台風9号が東海～関東にこれから上陸し北上する模様。
太平洋側の北～東日本の東に向いたエリアでは東海～関東に上陸し北上する台風9号の影響で再び南東寄りの風・ウネリともに強まり多くでジャンクやハードなクローズコンディションとなる見込みです。ただ、台風の進路や速度次第では通過後に吹き返しの南西寄りの風が極強まりウネリが抑えられ、北東寄りに向いたポイントでは中・上級者が出来るまで一気に落ち着く可能性もありそうです。また、東日本の南に向いたエリアでは台風が上陸する可能性が高い伊豆～伊良湖では前半の風向きが微妙ですが、接近に伴い北東～北西寄りの風が強まりオフ寄りとなるポイントでも徐々にサイズアップし中・上級者向け、通過後は吹き返しの南西～西寄りの風が極強まりまとまり無いコンディションとなるエリアが多い見込みです。西日本の伊勢などでは東向きのエリアでは台風からのウネリが強まり朝からクローズとなり、近畿・磯ノ浦なども北西寄りの風のまま後半にかけて回り込む南西寄りのウネリが反応し多少ですがサイズアップ傾向、また、四国～九州では後半にかけてはウネリは多少は落ち着く傾向となりそうです。
一方、日本海側でも上陸し北上する台風9号に吹き込む北東～北寄りの風・ウネリの反応が強まり、北陸～山陰の北寄りに向いたエリアを中心に後半にかけてさらにサイズアップしてくる見込みです。