【JPSA2016ロングボード最終戦】女子はベスト8が決定!吉川と塚本が最高点をマーク
10/2(土)-10/3(日)神奈川県茅ヶ崎市パーク前ではJPSA2016ロングボード第5戦「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」が開催されている。
天候は曇り時々雨、波のサイズはヒザ〜ももセット腰と小さめで、潮の満ち引きで波のクオリティーが大きく変化する難しいコンディション。
大会初日、女子はR1〜R3まで、男子はR1〜R2までの全27ヒートが消化された。
R3からトップシードが混じり行われた女子の戦い。最終戦とあって気になるのはチャンピオン争いだ。
女子はカレントリーダーの田岡なつみと吉川広夏の2名に絞られている状況。
吉川にとって優勝する以外にチャンピオンの道は残されていないというプレッシャーで迎えたR3だが、
定評のあるハング5を武器に本日最高トータルスコア14.0pt(7.5+6.5)を叩き出しSFへ駒を進めている。
一方、勢いに乗る田岡も安定感あるライディングで2本のスコアをまとめSFへ進出。
この2人のグラチャン争いは見逃せなくなりそうだ。
男子の試合は地元の茅ヶ崎勢が大活躍。
牧野拓滋がローカルノレッジを生かしたライディングでR2を勝ち抜くと、
それに続く形で、去年の茅ヶ崎戦でプロ公認を得た田沼亮もR3へと勝ち進んだ。
応援に駆けつけた茅ヶ崎支部をはじめとする多くのギャラリーが歓喜の声をあげていた。
どんな波でも柔軟に乗りこなす塚本将也。
サイズのない波でも1本で8.25ptのエクセレントスコアをマーク。メンズ最高点13.25pt(8.25+5.50)を叩き出した。
髪型を変え、気合いの入った米本好希もR3へと駒を進めている。
ボードを新しく変えた事で本来の勘を取り戻しつつある菅谷裕美もSFへ。
前戦の鵠沼あたりから、ノーズライディングにさらに磨きがかかってきた小髙恵子もSFに進出。
2015年のバリ戦で女子の歴史に残るパーフェクト10ptを出した大池裕美子もR3を勝ち進んだ。
インサイドの波もしっかり当て込みスコアに繋げた橋本梨花。
ベテランの鈴木淳平もDay2へと勝ち上がった。
明日もDay1と同様にスモールな波の予報。
ポジショニングと的確な波へのアプローチが重要な鍵になってくるだろう。
果たして茅ヶ崎の勝利の女神は誰に微笑むのか? そしてグランドチャンピオンの行方は?
選手集合は朝6時半。明日も引き続きライブ配信をするのでお楽しみに!
■ LIVE配信ページ
http://www.namiaru.tv/live/jpsa/