3.11 仙台レポート Day2
本日「なみある?」チームは、宮城県の仙台新港~荒浜ポイントを訪問しました。
午前中は宮城・仙台新港ポイントの波情報を提供して頂いているサーフショップ「JAPPS SURF」の熊谷さんを訪れました。
数々の苦難を乗り越え、復興の手を休めること無く努力し続けた仙台サーフショップユニオン越後会長を始め、地元の皆様の努力が実り、震災後は七ヶ浜の復活に続いて、一年後には仙台新港の海がサーフポイントとして再び開放されました。
現在でも多くの課題が残っていることは現実なものの、海を愛するサーファー達は確実に戻ってきています。
仙台サーフショップユニオンの方々が交代で行っている仙台新港のトイレ掃除。
本日は「JAPPS SURF」チームがピカピカに掃除してます。
昨年(2016年)は震災後、始めてのJPSA大会を予定しておりましが、夏3週間の間に5個の台風が通過・直撃するといった、第一駐車場の法面が再び大きく崩され、2ヶ月間第一駐車場の利用が出来なくなりました。
そして、応急工事の階段が完成して再び駐車場の利用が再開されましたが、その約1ヶ月後に福島県沖で発生した地震による津波の影響で階段が再び破壊されて閉鎖。
昨年は台風の影響で開催が中止となりましたが、今年は震災後、初となる日本プロサーフィン連盟JPSAのコンテスト最終戦が、10月19日(木)~22日(日)まで仙台新港にて行われる予定となっております。
【JPSA公式スケジュールはコチラから】
午後は宮城・荒浜ポイントの波情報を提供して頂いているサーフショップ「REAL SURF」の残間さんを訪れました。
そして、昨年訪れた数日前に植樹された桜もずいぶんと大きくなり、また、荒浜は近くに鳥の海温泉や荒浜にぎわい回廊商店街、鳥の海ふれあい市場もあり、震災前のにぎわいを取り戻しつつありますね。
ここ荒浜名産のホッキ飯
新鮮な地魚が海鮮丼
3.11大震災以降2年後の2013年6月からサーフィンを再び楽しめることとなった荒浜ポイント。
仙台新港ほどのホールド力はないものの、北東のしっかりとしたウネリがヒットすればアタマ半サイズまでサーフィン可能!
しかし、河口の複雑な流れも強く出るのでエキスパートオンリーです
そして、亘理町荒浜地区の震災後10年計画で進められている予想図。やっと6年。もう6年。あと4年
震災から6年、忘れられない1日を通して、今年は震災後、初となる日本プロサーフィン連盟JPSAのコンテストを控え、
皆様がサーフィンをしに宮城県を訪れる事が復興支援にも繋がる一方で、いまだ傷跡も強く残る場所があることを決して忘れず、地元の方への理解を持って海ではルールとマナーを守りサーフィンをして頂きたいと思います。
Pray for SURF
また、 過去記事になりますが風化させない為にも、ぜひ今一度ご覧ください。
【関連記事】
2016年3月11日記事
2015年3月11日記事
2014年3月11日記事
2013年3月11日記事
2012 年3月11日記事
2012年3月11日記事
協力サーフショップ
MATTY’S http://www.mattys-surf.com/
JAPPS http://www.surf-m.com/
REAL SURF TEL:0223-36-9664