【JASA 2017受賞者発表】SURFER of the YEARは五十嵐カノアと川合美乃里!
2012年10月にアクションスポーツの普及、発展、文化の向上を目的に設立した一般社団法人JASA(JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION / 日本アクションスポーツ連盟代表理事山田基嗣)。
年間を通じてアクションスポーツ(サーフィン、スケートボード、スノーボード等)で活躍したライダー、アクションスポーツの発展に貢献した人物や、企業、イベントを表彰する『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2017』が3月17日(金)東京・原宿クエストホールにて開催された。
スノーボードに続き、オリンピック種目に決定したサーフィンとスケートボード。
アクションスポーツの未来を間違いなく牽引していく選手達が東京に集結した。
<JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2017 受賞者>
■ SURFER of the YEAR
五十嵐カノア(いがらしかのあ)
生年月日:1997年10月1日(19才)
出身地:カリフォルニア
サーファーであった両親の影響で、わずか3歳でサーフィンを始める。その3年後には初出場したローカルコンテストで初優勝を遂げ、類稀なるその才能を当時アマチュアUSAコーチ(ジョイ・ブラン氏)に見出され、最年少の9歳で強化選手としてUSAチーム入りを果たす。
2009年にはサーフィン界のレジェンド、トム・カレン(USA)の持つNSSA(全米アマチュアサーフィン連盟)最多優勝記録を30勝をマークし、樹立。
この記録は未だに破られていない。2012年、13歳の時にASP初優勝、またUSAチャンピオンシップU-18クラスを14歳という最年少記録(当時)で優勝を果たし、着々とそのキャリアを積み上げていった。
CTツアーではルーキーながらも全ツアー戦を通し、1回戦敗退が一度もないという堅調なサーフィンとクレーバーな戦いぶりを見せ、年間最終ランキングを20位とし、再び2017年WSL CTツアーへのクオリファイを果たす。
CTツアーはもちろんの事、2020年東京五輪へ向け世界中が注目する若き至宝。
川合美乃里(かわいみのり)
生年月日:2000年12月14日(16才)
出身地:徳島県
サーフィンを始めたのは6歳の幼少期から。本格的に練習を始め、小学4年生の時に大会へ出場。
2014年13歳でプロテストに合格し、2015年は2大会優勝し、ルーキーオブザイヤーを獲得。
ツアーランキング2位。ISA world junior championship U16で歴代日本人最高位5位という成績を納めた。2016年はグランドチャンピオンを獲得。
2017年1月WSL world junior surfleague でも5位という日本人女子のベストリザルトを更新した。サーフィン界で今後の活躍がもっとも期待される女子高生サーファーである。
■ SPECIAL AWARD
カップヌードルCM「7 SAMURAI 篇」
昨年オンエアされ「カッコイイ!」と話題になったカップヌードルのCM「7 SAMURAI篇」。
登場する7人の侍がサーフィン、スケートボード、BMX、スキー、スラックライン(綱渡り)、ポゴスティック(ホッピング)、フリースタイルフットボール(リフティング)のスポーツの超高難度パフォーマンスを甲冑姿で披露!
■カップヌードルのCM「7 SAMURAI篇」 必見の映像はこちら↓
2016-2017シーズンのカップヌードルのグローバルCMとして、ブラジル・日本を皮切りに、インド、インドネシア、シンガポールなど世界各国へと展開。
世界を変えるのは、いつだって一人の人間の「熱」。同じバカなら、世界を沸かせるバカになれ、とメッセージする。
つるの剛士
1975年生まれ。「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、2008年に“羞恥心”を結成しリーダーとして活躍。一躍、時の人として人気を博す一方で、2009年にカバーアルバム「つるのうた」をリリースし35万枚を売上げオリコン1位を記録。
続いてセカンドカバーアルバム「つるのおと」では25万枚を売上げ、トータル60万枚のセールスを記録し、以降精力的に音楽活動を行っている。
将棋・釣り・楽器、サーフィン・野菜作りなど趣味も幅広く、好きになったらとことんやらなければ気が済まない多彩な才能の持ち主。ふじさわ観光親善大使としてSNSを通じ、毎日、波情報を発信していくなど、サーフィンを拡げる活動が評価され今回の受賞につながった。
■ SKATER of the YEAR
堀米雄斗(ほりごめゆうと)
生年月日:1999年1月7日(18才)
出身地:東京都
スケーターの父の影響で5歳からスケートボードをはじめ、バーチカルランプから練習を重ねる。
日本人離れの大きなスケールと安定感の滑りが持ち味。
現在、世界的に有名なカンパニーに所属し活動の拠点をアメリカに移し、世界中の期待に応えている。
2014年、2015年と2年連続「AJSA 」グランドチャンピオン。2015年USA 「The Berrics Wild in the parksOpen」2位、2016年USA「Tampa AM 2016」4位、2017年エスト二ア「Simple session 2017」2位と数々の大会で上位にランクイン。
日本人ライダーとしてスケートボード界の歴史に名を刻んでいる。
西村碧莉(にしむらあおり)
生年月日:2001年7月31日(15才)
出身地:東京都
スケートボードをはじめたのは小学2年生の頃。スケートボードを趣味に持つ西村3人姉妹の末っ子として、メキメキと実力を備えていく。
父親の直接的な指導もあり、2014年、2015年とスケートボードの選手権レディース部門で優勝。
2016年のX-GAMESでは8位に入賞し、世界最高峰スケートボードコンテストであるストリートリーグ最終戦「スーパークラウン選手権」では5位に入賞。
まだ中学生ながらも、2020年開催の東京五輪でメダルの期待がかかっている選手の一人。
■ SNOWBOARDER of the YEAR
國母和宏(こくぼかずひろ)
生年月日:1988年8月16日(28才)
出身地:北海道
若干11歳でプロ資格を獲得し、14歳で日本人初となるUS OPEN準優勝し、世界にその名を轟かす。
その後FIS World Cup、ユニバーシアード、X GAMESなど世界中のコンテストで表彰台にあがり、トリノ、バンクーバーと2大会五輪に出場。
2010、11年にはUS OPEN2連覇という快挙を成し遂げ念願のフィルミングを中心に活動出来るライダーとなる。
2015年にはX GAMES REAL SNOWで準優勝、ファン投票では1位。
2016年米メディアTRANS WORLD SNOWBOARDING RIDERS POLLにてBest Video Partを受賞。
鬼塚雅(おにつかみやび)
生年月日: 1998年10月12日(18才)
出身地: 熊本県
5 歳でスノーボードを始め、8歳でバートンとスポンサー契約を結ぶ。スロープスタイル競技に本格的に参戦するまでは、レールなどの人口造作物を使った「ジブ」と呼ばれるカテゴリーで頭角を表し、日本最強のガールズジバーと呼ばれていた。
2013 年にスイスで行われた「O‘Neill Evolution 2013」女子ビッグエアーで優勝する。
今シーズンも2016年8月The Mile High by Carltondry (Australia)スロープスタイル3位、W杯メンヘングラッドバッハ大会3位と活躍。メディアの露出も多く、平昌五輪でも活躍が期待される。2015年、2016年に続く3年連続の受賞となった。
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