【JPSA2017 ロング第2戦】新たに5名のプロが誕生!小山みなみと喜納元輝が最高得点をマーク
5/27〜28まで千葉県南房総千倉海岸ではJPSA2017 ロングボード第2戦「9GATES PRO CHIKURA」が開催されている。
晴天に恵まれた大会初日、南寄りの強いサイドオフが吹くものの、腹前後の形良い波がコンスタントにブレイク。
プロトライアル(TR)と同時開催となった今大会、AとBのダブルバンクに分け、男子はTR1からプロ本戦ラウンドR4まで、女子はTRからR2までの全60ヒートが行われた。
まず注目したいのは、本日プロ公認を獲得したアマチュアの選手達。
※プロロングボーダーになるためにはベスト2のスコアで12pt以上、もしくは男子だとプロ本戦はR4を、女子は本戦R2を勝ち上がる事が条件だ。
小山みなみは、オープニングヒートからグットスコアを2本揃え、トータル14.43pt(7.0pt+7.43pt)をマークしてロングボードプロ公認資格を獲得した。オメデトウ!
この選手は既にショートボードのプロでもあり、弱冠17歳にしてロング&ショートと両方のプロを合格を果たしている。
ショートボード仕込みのリッピングに加え、ロングボードの華麗さも兼ね備えたライディングで2試合連続エクセレント9pt以上を出し、トータル16.5pt(9.17pt+7.33pt)と本日最高点をマーク。今大会では台風の目となりそうだ。
スタイリッシュなノーズライディングが印象的だった中山祐樹は、世界選手権大会に日本代表として出場経験もある。
TR1でトータル13pt(7.0pt+6.0pt)をスコアし、プロ公認の資格をゲットした。オメデトウ!
小波でも鋭い当て込みでジャッジアピールする稗田瞬。
TR1では、トータルスコア13.16pt(5.83pt+7.33pt)を出して見事プロ公認の資格を獲得した。オメデトウ。
形の良い波を選び、しっかりと技を入れ乗り繋いだ原田忠宏はTR2でトータル12.27pt(6.5pt+5.77pt)をマーク。
見事プロ公認に資格をゲットした。オメデトウ!
アマチュアシードの山口恭平は、本戦R1で持ち前の良さを前面にアピールし、勢いのあるライディングを披露。
トータル12.17pt(5.67pt+6.5pt)を出し念願のプロ公認資格を獲得した。オメデトウ!
男子は、喜納元輝が去年のALL JAPANを優勝して以来久しぶりの参戦。
今大会も男子のハイエストスコア16ptをマークするなど、安定感あるライディングでファイナルデーへと勝ち進んでいる。
ホームから海に行くまで12時間もかかるため、普段はほとんど海に行かずにリバーサーフィンやスノーボードで練習しているというから驚きだ。
最近若手の活躍が目立つJPSAロングボードツアー。
2017年の開幕戦でまだプロになったばかりの若手アップカマー浜瀬海は、オープニングからキレのあるターンやノーズで圧巻のライディングを披露。
全て1位通過でR5へと駒を進めてた。
最年少16歳の井上鷹も全試合を1位通過で勝ち上がっている。
グランドチャンピオンの経験もあり、開幕戦を制した植村未来もQFへと駒を進めている。
明日は百戦錬磨のトップシード選手達も参戦し、さらに盛り上がった展開になりそうだ。
なみある?ではファイナルデーも白熱した試合の模様をライブ配信していきます。お見逃しくなく!
■ライブ配信ページ
http://www.namiaru.tv/live/jpsa/