ワーゲンバス、テールランプ周りの電線を手術
ワーゲンバスの火災をきっかけに行っているエンジンルーム内のリフレッシュ作戦。 ワーゲンのお世話が本業じゃないぼくは、毎回仕事終わってからの作業なので遅々として進みません。
それでもジワジワと作業を進めています。
今回はテールランプへのワイヤーハーネスに着手です。
手に掴んでいるのは左テールランプに行っているケーブルです。 現代の車と同じく被覆チューブの中を通っています。
黄色の電線はナンバープレート球のために増設されたものです。 オリジナルのナンバー球配線も残ってて通電してるのに何で増設したんだろ?
ところがこの被覆チューブがくせ者。 経年劣化でコチコチに硬化しています。 ところどころひび割れも起きていて画像のようにバキバキに割れたりしています。
こんなありさまですから、本音は車両のワイヤーハーネスを総取り替えしたいくらいなんですが、それもまた大工事になってしまうのが難点です。
電線も末端のほうは硬化が見られますが、中はどうなってるんでしょう。とりあえず被覆チューブを切開してみます。
ニッパーでチョキチョキ切っていきます。 まだ使えるかもしれない電線をキズつけてしまうおそれがあるので慎重に切り開いていきます。
被覆チューブの一部。まだ柔らかさが残っている部分もありましたが、ほとんどの場所でコッチコチに硬くなってる!
根元を残して切開完了。 電線自体は被覆もしなやかさが残っているし、中の銅線も劣化していないようなのでこのまま活かそうかな。
取り外した劣化被覆たち。
このワーゲンバスに乗るようになってから旧い車の良さを認識するようになった訳ですが、やはり電線やゴム類などの機能パーツは新しい方が良いですね。
特に電線はエンジンストップや火災の原因になったりします。
旧い車の良さを活かしながらリフレッシュを図っていきたいですね。
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