【ジェイソン・ウッドサイド来日インタビュー】世界的アートに秘められた思いとは?〜VISSLA Creators & Innovators〜
今年の春、VISSLAと世界的アーティストJason Woodside’ジェイソン・ウッドサイド’が初となるコラボコレクション『VISSLA SPRING 2017 COLLECTION -MADE FOR JASON WOODSIDE-』を発表した。
5月に開催されたグリーンルームフェスティバルで初来日したジェイソン。話題沸騰中の彼に自身のコレクションや、アートに秘められたコンセプトなどについてインタビューした。
自己紹介をお願いします。
僕の名前はジェイソン・ウッドサイドで、今はNYに住んでるペインターだよ。またHappy Bonesというコーヒーショップを運営してるんだ。
来日した理由を教えてくれますか?
Greenroom festivalでペイントする為に来日したんだよ。日本には初めて来たよ。
初めて日本に来た感想は?
大好きだね。 食べ物や文化だったり色々ミックスされていて素晴らしいよ。最高の場所さ。
Vissla との関係を教えて下さい。
僕は元々ヘイデンシェイプと関係を持っていて、それがキッカケで3年くらい前にVisslaメンバー達と知り合うに事ができたんだ。
それから色々関係性ができて、今ではすごい仲良しさ。それで今回、こういう風にコラボレーションする機会に恵まれたんだ。
Vissla と知り合ってどんな感じですか?
最高だね。僕は彼らがやっているイノベーション(革新的)なサステナビリティー(環境や社会に優しい事)はとても共感できるし、好きだよ。
Visslaと関係を持って変わった事は何ですか?
サーフィン業界の友達がたくさんできた事かな。
僕はフロリダ出身で3歳の頃からサーフィンをやって育ってきたんだけど、今までサーフィンの業界では働いた事がなかったんだ。
後は、ニューヨークのサーフシーンはカリフォルニアほどクレイジーではないからね。前よリさらにサーフィンに触れる機会が増えたよ。
2017年Springコラボコレクションについて紹介いただけますか?
僕のウォールアートを元に印刷したものなんだ。壁のアートだからスケールダウンして、Tシャツ、ボードショーツやウェットスーツに反映させたのさ。
◆ 『VISSLA 春コレクション -MADE FOR JASON WOODSIDE-』はこちら↓
※スライド写真にてご覧いただけます。
コレクションのコンセプトは何ですか?
ポジティブがコンセプトかな。僕のアートはカラフルで刺激的でポジティブを表現しているんだ。
どのようにアーティストになったのですか?
僕はいつも何かクリエイトしたくて、フラットな面を見つけるといつもペイントしたりしてたよ。後はスケートボードだったり、自分自身で何かやる事が好きなんだ。
常に手を動かして何かやってたいんだ。その延長でアーティストになったのさ。
いつペイントをスタートしたのですか?
確か、9〜10歳くらいかな。 それで15年前くらいから僕のアートスタイルが確立されたんだ。
これらは服を利用してステンシルを作ってるんだ。以前はシャツをカットしたり、布を利用して違うコントラストを作ったりしてね。それが僕のやり方だよ。
ジェイソンのアートのコンセプトは何ですか?
僕のアートコンセプトはポジティブで感情的な事であり、 形象的ではないんだ。
感情を描いていて、何か見た時に「ハッピー」や「ノスタルジック」やそういうフィーリングを色のコンビネーションで感情を表現してるんだ。これが僕のスタイルだよ。
アートの中には●だったり、ラインが描かれてますね。それも表現の1つですか?
それも僕のスタイルだし、人々はそういう風に見ているよね。それに加え色のコンビネーションやコントラストなどが表現方法だよ。
現在、インスピレーションを受けてる事は何ですか?
音楽と自然かな。
僕パンクロックを好きでよく聞いているよ。
2017年のゴールは何ですか?
世界征服(笑)。 引き続き僕のアートを微調整させながら改良させる事だよ。
日本の後の予定は何ですか?
一旦アメリカに戻り、その後夏にマレーシア、そしてポーランドにペイントで行く予定。ペイントで世界中に行くことができて最高だよ。
日本のファンやアーティストの向けて何かメッセージはありますか?
もちろんさ。まず第1に諦めない、そして自分の好きな事をする。
とてもシンプルだけど真実だよね。
————インタビュー終了————
普段は大きいウォールに描いているので、ペイント中はほぼ1人の時間が多いジェイソン。
しかし、グリーンルームフェスティバルではジェイソンがライブペイント中に多くの人が訪れ、少し驚いた様子だった。
これから世界を旅する読者の中には、どこかでジェイソンのアートに遭遇する人もいるだろう。その時は独特のタッチで描かれたポップな色のコントラストを堪能して欲しい。
今後の彼がどのようなアートを生み出していくのか、そしてVisslaとの活動にも目が離せなくなりそうだ。
Writer & Editor: So Sugaya
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◆ VISSLA「ヴィスラ」
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