Update:201706.24SatCategory : Namiaru? News

JPSA2017ショート第2戦DAY2

【Surfing for all がんばろう日本!】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2017ショートボード第2戦
 伊豆下田CHAMPION PRO Presented by LesPros entertainmentのDAY2は白浜がほぼフラットなので、再び多々戸浜に移動してスタート。
20170624-1

多々戸浜もウネリは昨日より弱まりセットでモモくらいのスモールコンディション。風は弱いオンショアだが海面は問題なし。

7:30より昨日残ヒート、メンズラウンド3 ヒート5からスタート。
4メンプライオリティーなので、マキシマムウェイブは無いが、乗れる波が来ない・・・
昨日とは違いウネリ自体が弱いので潮が引きに動き更に厳しい状況となっていった。
ここで肩の怪我から復調して参戦した仲村拓久未選手が敗れる波乱。
ヒート8を終了した時点でコンテストディレクターが、一旦ウェイティングと判断。
12:00再コールとなった。20170624-2

潮の上げ込みを狙って12時15分から1ヒートは25分となり再スタート。
ウネリは弱くヒザsetモモくらいだが、やや走れるセクションが出てきて数回アクションを入れる選手もでてきた。風は弱いオンショアで海面コンディションは問題なし。

小波になるとプロの素晴らしさが一段とわかる。小波でのスピードの出しかたが半端ない。

選手の悩みは板のチョイス。
ブランクスを通常のPUにするか、EPSにするか。皆かなり悩んでいるようだ。ちなみに、NAMIARU? SHRED CREWの松下諒大選手は重めのPUの板をチョイスし、取り回しよりスピードを出すことを選んだ。結果この選択は大正解でスピードのあるライディングでマニューバーを決め見事1位でQFへ駒を進めた。
ryota-1Ryota Matsushita

戦略も必要となり、SHRED CREWの善家尚史選手はEPSの板をチョイスし軽く板を動かせるようにし、波数が少ないので早めに本数を乗り、点をキープし後半は波を選ぶ戦略に。結果2位でQFへラウンドアップ。
nao-1Naofumi Zenke

SHRED CREW小林直海選手は、波周りが合わず点数が伸びず、惜しくも敗退。
naomi1Naomi Kobayashi

一方、地元大野修聖選手は貫禄の1位で。2位にはSHRED CREW小川直久選手が入りQFへ進出。
naohisa-1Naohisa Ogawa

大野選手はとにかく「本数を乗ろうということで乗りまくった!」と本人が言うように波数の少ないなか9本もライド。板は浮力を重視してEPSの板を選択。少し潮が乗って厚みが出た分力があってポイントを稼げた模様。
mar-1Masatoshi Ohno

続いてウィメンズのQFへ。
ヒート1には昨年度のグランドチャンピオン川合美乃里と元グランドチャンピオン大村奈央が同ヒートで登場。SHRED CREW宮坂莉乙子もクレジットされていてどう戦うのか?
ヒート前に積極的に乗ると言っていた言葉通り10本以上乗るがポテンシャルのある波に恵まれず惜しくも敗退。川合選手と渡辺愛選手がSFへ進んだ。
ヒート2は橋本恋選手、都筑有夢路選手、ヒート3は元グランドチャンピオン庵原美穂選手、武知実波選手、ヒート4は西元 梨乃 ジュリと野中美波がそれぞれラウンドアップした。
20170624-4Maiko Miyasaka
nishimoto1Jyuri Nishimoto
nonaka1Minami Nonaka

明日はいよいよファイナルデー。
波はどうなるのか?白浜に戻るのか、このまま多々戸浜でいくのか?
ウネリは南~南西よりのウネリが続き、風は南東~南西風で昼に向けて強まる予報。となるとコンディションは乱れるが風波ウネリで南西ウネリの反応が少し良くなる可能性もでてくる。
サイズが上がれば最高のパフォーマンスを観ることができるので期待したい。

コンテストディレクターは、どう判断するのか?
まずは白浜に6時集合。

www.namiaru.tv/live/jpsa/