【関口海璃インタビュー】『可愛くてサーフィン中も脱げない!』パタゴニアの革新的ビギニ
2017年の春よりパタゴニア社はウィメンズ・スイムウェアの中で最もズレにくい、機能的なビキニ「ナノグリップ」から新しいスタイルの「ウィメンズ・ナノグリップ・トライアングル・トップ」の発売を開始しました。
新製品の「ウィメンズ・ナノグリップ・トライアングル・トップ」は、「ナノグリップ」コレクションの特徴である濡れると素肌に密着する裏地を使用。激しいスポーツにおいてもぴったりとフィットするズレにくい機能性に加え、コンパクトなバストにも対応し、面積の小さい生地ながらも高い密着度を備えています。
調節可能なクロスバックのストラップにより、優れたフィット感を実現。様々なメディアでも取り上げ、サーファーをはじめとした女性からも絶大な支持を得ています。
今回、パタゴニアのビギニを実際にプロサーファー、そしてなみある?シュレッドクルーとして活躍するの関口海璃プロに試着してもらい、サーフィン中の着け心地やその性能について実際にインタビューしました。
関口海璃が海で使用したパタゴニアの水着はこちら↓
ウィメンズ・ナノグリップ・トップ ウィメンズ・ナノグリップ・サイドタイ・ボトム
実際にパタゴニアの水着をつけたサーフィンした率直な感想を聞かせて下さい。
いつも着けている水着のトップはズレないことが多いのですが、ボトムは波に押されると水の力ですぐ脱げてしまいした。
だから今回パタゴニアのビギニを使用して、ナノグリップの水に濡れたら素肌にひっつく感覚をすごく実感する事ができました。
裏の生地が良いのでズレないのかなと思いました。また、ボトムは横でサイズ調節できるのですごい良かったです。
ナノグリップはマイクロファイバーを使用した裏地により、ズレにくく脱げないフィット感を実現してくれます。
それは今までの水着にはない感覚ですか?
はい、ホントにズレないんだなと思いました。友達にも腕などにつけて確かめてもらったのですが、「凄い、全然ズレないね。」と皆に驚かれました。
これまで使用した水着と比較してどのような点が良かったですか?
サーフィン中でも脱げない事です。
脱げない水着はあまりデザインや色が可愛くなかったりするんですが、パタゴニアのビギニの形は、ボテっとしてないですし、デザインが良いです。普通に私達の世代ではなく、もう少し上の世代の人達でもはける形だと思いました。
今回、この水着を選んだ理由を教えてください。
私はこのデザインが直感的に気に入って選びました。
黒色で、デザインにはハイビスカスが入っていたり、オウムのようなカラーリングを使用してとても可愛いデザインです。自分が撮影されるなら、この色を着てみたいと思いました。
パタゴニアのビキニですが、実は豊富なラインナップを展開していて、今シーズンはさらに拡大して柄やデザインのバリエーションも多く取り揃えています。
良いと思います。こういう色が映えたデザインはすごく着たくなります。
着用したサイズを教えてください。
トップ&ボトム共にSサイズです。
パタゴニアのブランドについて、これまでどのようなイメージでしたか?
冬服というイメージが強いです。私はクリーム色でモコモコするフリース製ジャケットが可愛くて1番好きな事もあり、暖かい服をイメージします。
他にはすごく環境の事を考えたブランドだという事が伝わります。
水着というイメージはなかったですか?
はい。「パタゴニアで水着?」と思いました。
実際に製品を使用してどのようにそのイメージが変わりましたか?
私の中でパタゴニアは冬のイメージが強く、水着を作っているとは思わなかったです。だから、「脱げない水着はどんな感じなんだろう?」と思っていました。
後は若い子達向けというよりは、もっと大人のブランドイメージがありましたが、今着ている水着もすごく可愛く気に入っています。ミナミちゃんが着ていたターコイズブルーのようなデザインも好きでこれからも愛用していきたいと思いました。
この商品に出会う前にフェアトレードという言葉を聞いた事がありましたか?
フェアトレードという言葉は知らなかったですが、その説明を受けた時、その内容は少し認識していました。
私達が着ている低価格のファストファッションブランドですが、その背景に低賃金で働かされている労働者がいるという事を友達同士で話した事があり、とても悲しい気持ちになりました。
だからフェアトレード制度を通じて、その労働者達が恩恵を受けれるのはとても素敵な事だと思います。
買う側として、そういう制度を取り入れている企業についてはどう思いますか?
労働者や自然環境まで配慮できるパタゴニア社の取り組みは寛大で凄いと思います。アパレルでそういう取り組みをしている会社は他に聞いた事がないです。
今後の目標を教えてください。
今年のJPSAの試合ですが、皆に「サーフィンが変わったね。」と言われるようになりました。
身体的には変わってないと思うのですが、自分の中で変えた事があり、メンタル面で去年より自信がつくようになりました。オンシーズはそれを怠らないようにして結果に繋げられればと思っています。
具体的にどのような事をしているか教えていただけますか?
トレーナーをつけて体幹トレーニングなどをしています。
身体的にはまだ変わってないのですが、トレーニングをする事によってやらない時よりも自信がつきました。それをやるのとやらないのでは大きな差があります。波に乗るタイミングなども変わりましたね。
ありがとうございました。
———インタビュー終了———
関口海璃 (せきぐちかいり)生年月日:1994年11月10日
2014年にJPSAプロ公認取得
ホームブレイク:湘南 鵠沼
スポンサー:なみある?,FUTURE WAVE, DEEPAXX,CARVER skateboard,EMU Australia, VESTAL,DRAGON, Sticky bumps,つじロコ整骨院,BVG,TABITOIRO
◆ Instagram: @kair1110
フェアトレード・サーティファイドとは?
今シーズン、 ボード・ショーツとビキニ製品のすべてがフェアトレード認証済みの工場で作られ、製造される各ウェアに対し、労働者が生活水準の改善のために使うことのできる賞与をパタゴニアが労働者に直接支払います。
それらは、プライベート・ヘルスケアや託児所などの社会的、経済的、環境的な地域事業のために使用、あるいは労働者にボーナスとして支給されます。お客様がフェアトレード・サーティファイド製品を購入するとき、その売上の一部が直接、その製品を縫製した人たちの手に渡ります。
パタゴニアがフェアトレード・イニシアチブを開始した 2014 年はわずか10 製品でしたが、いまでは284 製品に増えました。プログラムは拡大しつづけ、現在までに7,000人以上の労働者がフェアトレードの恩恵を受けています。
■「パタゴニア・サーフィン」ウェブページ
http://www.patagonia.jp/surfing.html
■「ウィメンズ・ナノグリップ」ウェブページ
http://bit.ly/2nO8XOj
■「フェアトレード・サーティファイド」ウェブページ
http://www.patagonia.jp/shop/fair-trade-clothing-1
これから夏本番を迎え、水着でサーフィンする事を考えている方も多いはず。今まで水着が脱げたり、ズレるストレスを感じてビギニでのサーフィンを遠慮していた方にもおすすめしたいパタゴニアのビギニ。豊富なラインナップを展開していて、柄やデザインのバリエーションが選べるのも嬉しい。
水温が上がってくるこれからの季節、ファッション性と優れた機能性を備えた革新的ビギニを是非試してみてはいかがでしょうか。
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