Update:201808.16ThuCategory : Namiaru? News

JPSA2018ショート第4戦は明日新島でスタート!


JPSA2018ツアー ショートボード第4戦 ALL JAPAN PRO NIIJIMAは8月17日(金)〜19日(日)に新島で開催される。
大会会場は新島のメジャーポイント羽伏浦ポイント。

1980年代にはASP(現在のWSL)の大会も開催され国内外に名前が知れ渡るサーフポイントだ。

波質は世界に誇れるくらい力のある波がブレイクするポイントで、波はハ-ドにホレあがる波が多く、手前が深くなりダンパー気味の波が多かったが、近年は年間を通じて形の良い波が打ち寄せる。
地形的にベストシーズンは春だが、チューブを満喫できるのは秋から冬の低気圧通過時となる。

ウネリが入り出すと一気にサイズアップする事が多いので、状況判断は冷静に。
波が大きい時はカレントが強いのでビギナーは要注意。

砂浜は白砂が延々7キロも続き、海はエメラルドグリーンで南国の海かと錯覚する程だ。この白い砂浜は抗火石(コーガ石)や火山灰層が削れて砂になっていて、しかも手に取ってみると白ではなく透明な砂であることがよくわかるが、これは砂が透明な石英からできているからだ。

新島へは大会に協力頂いている東海汽船を利用すると、竹芝、久里浜、下田から船が出ており、高速ジェット船を使うと最短で2時間で行ける楽園だ。

ほぼ東に面しているポイントで、遮るものが何もないのでウネリの反応幅は22.5°〜168.75°とかなり広い。大会期間中は79°〜141°の幅で1stから3rdウネリが届く予報なのでウネリの向きとしては問題ないだろう。

昨年のこの大会はメンズが3年連続で村上 舜、ウィメンズは川合美乃里が優勝。

この大会はシニア・マスタープロも同時に開催され、レジェンドサーファー達のライディングが観られるのも楽しみの一つだ。

またメンズは2011年高梨直人、2012年和光 大、2013年大野修聖、2014年辻裕次郎、そして2015年から3年連続で村上 舜と7年連続でグーフィーフッターが優勝している。今年はどちらのスタンスの選手が優勝するのか??

ウネリが弱すぎる場合やダイレクトに入り過ぎるとポイント移動を余儀なくされる新島での大会だが、今年はどのような予測データとなっているのだろう。

なみある?の予測ツールLOLAでは、北日本を通過する前線の後、移動してくる高気圧の吹き出しによる東ウネリが続き多少サイズのあるブレイクが続きそうだ。しかし、風も東よりの風が強く吹き続きコンディションは乱れる状態となる模様。
20180816現時点での羽伏浦ポイント/Photo:Y.Takahashi

そして気になるのは南海上にある熱帯低気圧が台風へと発達して17日には998hPaとなり20°線を越え北上してくるようだ。南東ウネリが届き、再びビッグウェイブでの大会となるのか??

ライブ配信ページも準備完了し、明日のスタートが待ち遠しい!

ライブ配信はこちらから
http://www.namiaru.tv/live/jpsa/

新島・羽伏浦ポイントのLOLAデータはこちら
http://www.namiaru.tv/