JPSA2018ツアーショートボード第5戦Day3
【Surfing for all がんばろう日本!】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第5戦 第23回I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯は茨城件大洗にてDay3スタート。
波はセット腰〜腹くらいで風は弱いサイドで天気は曇り。6:30からメンズのラウンド3からスタート。潮が多く割れづらい状況の中セットの割れる波を奪い合う状況となるが、この後前線が通過する予報となり、風がオンショアとなり若干風波でサイズ変化することに期待。
ラウンド3には現在ランキングトップを走る辻裕次郎もヒート7に登場し、貫禄でトップ通過をする。
ラウンド4には大野修聖も登場し、ローカルの石崎孝行もクレジットされている。大野は3本のライディングで1位通過し、2位には松下諒大が入りラウンドアップ!このヒートトライアルから勝ち上がってきた須田喬士郎は惜しくも敗れプロ公認取得はならなかった。
ラウンド4になると続々シード選手が登場し、北東風がやや強まり始め、潮が動き出し波の高さがやや出てきたようだ。
ヒート3ではトライアルから勝ち上がってきた岡村晃友が2位に入りラウンドアップしプロ公認を取得した。
ラウンド5に入るとヒート1で昨年の優勝者加藤嵐が登場するが、このヒートにはラウンドアップしてきた大野修聖がクレジットされる、この大会のかなりキーになるヒートとなりそうだ。南東ウネリはやや強まった北東風に邪魔をされるようにややサイズダウンして割れるのもインサイドよりとなりあまりマニューバー数を入れられない。2マニューバー勝負といった感じだろう。加藤はセットを待ちライディングをするじっくり待つ戦法、逆に大野は1本目に鈴木仁からのインターフェアを受けるスタートとなるが、積極的に波に乗る戦法を選んだヒートとなった。しかし、最後に大野が逆に鈴木にインターフェアを犯し1位加藤、2位児玉という結果となった。
その後は仲村拓久未、西修司、田中英義、大澤伸幸、佐藤魁らランキング上位者が順当にラウンドアップしていくが、現在ランキングトップの辻裕次郎が破れる波乱があった。
続いてメンズラウンド6に進むが、サイドオンの風が強まり、潮が上げて割れづらくなり、ウネリも重なりなかなか難しいコンディションに。ヒート1には加藤嵐、仲村拓久未、大澤伸幸の元グランドチャンピオンが顔を揃えたが、加藤がこのヒートのハイエストポイント6.50ポイントを生かしトップで、そして2位には僅か3本のライディングのみで大澤となった。
ヒート2では「風波に強い湘南サーファーを見せてあげますよ!」と言い残してヒートに向かった金尾玲生が調子の良いサーフィンを見せて2位となりラウンドアップ。1位は地元高梨直人となった。
ヒート3は3点台のライディングが中心となり、逆転逆転と順位が入れ替わるある意味面白いヒートとなり、5点代と4点代を出した川俣海徳と4点台を2本まとめた田中英義がラウンドアップした。
ヒート4は高橋健人と小嶋海生がラウンドアップし、現在ランキング3位の佐藤魁は惜しくも敗退となった。
明日は、ファイナルデー。
メンズ、ウィメンズともクォーターファイナルからスタートする。
歴史ある大会を制するのは誰だ??