【JPSA2018ロングボード第4戦】小山みなみが初優勝!浜瀬海は今季3勝目でグランドチャンピオンに!
9/8(土)-9(日)まで神奈川県藤沢市鵠沼海岸ではJPSA2018ロングボード第4戦「swatch ALL JAPAN PRO 鵠沼」が開催されてた。
Day1よりもサイズダウンして迎えたファイナルデー。男子はR5から、女子はQFからファイナルまでの残り全14ヒートがプライオリティールールを用いて行われた。
初日に引き続き南南西から吹く強いオンショアにより、なんとかひざ〜モモセット腰の波がブレイク。
パワーの無い小波でも、終始ハイレベルなサーフィンを見せてファイナルまで勝ち進んだのは浜瀬 海と森 大騎。
オープニングから5.75ptを揃えて好調な出だしを見せる浜瀬。その後も、リズムを崩さず、さらに6.5ptをマークして森にプレッシャーをかける。
一方の森はじっくり波を待ち、1本1本の波を丁寧にライディングするも、なかなかスコアを延ばす事ができない。
その後もミドルからの波を乗りペースを緩めない浜瀬がそのままリードした形で試合は終了。今季3度目の優勝を果たした。
これにより2018年JPSAロングボードツアーのグランドチャンピオンが確定。去年に引き続き圧倒的強さで2連覇を達成した浜瀬海、おめでとう。
女子のファイナルは田岡なつみと小山みなみ。
田岡は前半にグッドポイント6.0ptをマークし、かなり優位な状況で試合を運んでいた。
しかし、QFから順調に勝ち進みモチベーションを高めてきた小山。得点をリードされても、乱す事なく自分のペースで黙々と波に乗りスコアを重ねていく。
一方の田岡はバックアップのスコアをなかなか延ばす事ができない。
その間に小山は、リズミカルに2本の当て込みとノーズのコンビネーションで5.90をメイクし逆転。
その後も田岡はポテンシャルある波を見つけられないまま試合終了。小山が今年1勝目を飾った。
今まで、ファイナルに行くものの優勝できずに悔しい思いをしていた小山。念願の初優勝おめでとう。
今大会、男子はQFから、女子はSFからマンオンマンの試合形式で行われた。
現在カレントランキング2位の井上鷹。
今大会も安定した強さで勝ち進んできた井上だがSFで破れ3位。浜瀬のグラチャンへの流れを食い止める事ができなかった。
森大騎はこの大会で準優勝し、カレントランキング3位にアップ。
若手に混じり奮闘していたベテランの土屋昌平は第4戦目に来て好成績の4位をマーク。
プロ歴はまだ浅いものの、上位ランキングに名を連ねる大村結衣は今大会3位でカレントランキングも3位にアップ。
今年からロングプロのキャリアをスタートさせた関口海璃は3位。
SFではカレントリーダー田岡を窮地に立たせ苦しめるも最後で逆転負けを喫し悔し涙を見せた。この敗退はきっと次に活かせるはず。今後の成長が楽しみな選手の1人だ。
鵠沼が地元の堀井哲は今大会5位でカレントランキングは5位に。
小高恵子は今大会7位でカレントランキングを4位にアップさせた。
◆Men’s結果
優勝:浜瀬 海
2位:森 大騎
3位:井上 鷹
4位:土屋 昌平
◆Men’s Top 10 (第4戦終了時点)
◆ Women’s結果
優勝:小山 みなみ
2位:田岡 なつみ
3位:大村 結衣
4位:関口 海璃
女子のグラチャン争いは来月の10/6(土)~7(日)に神奈川県茅ヶ崎市パークで開催されるロング最終戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」まで持ち越しになった。
年間はランキングは全5戦中、上位4戦のポイント合計で決定。
◆Women’s Top 10 (第4戦終了時点)
グラチャン争いは田岡なつみ、小山みなみ、そして植村未来の3名に絞られた。果して勝敗の行方は!?
なみある?では引き続き大会の模様をライブ配信していく予定なので、お楽しみに!
Writer & Editor:So Sugaya
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