【JPSA2018ロングボード第4戦】2名のプロ合格者が誕生!石塚晃は引退を表明
9/8(土)〜9/9(日)まで神奈川県藤沢市鵠沼海岸ではJPSA2018ロングボード第4戦「swatch ALL JAPAN PRO鵠沼」が開催されている。
南南西の強いオンショアが拭き続く中で行われた大会初日、波のサイズはモモ〜腰セット腹、パワーなくまとまりに欠けるコンディションの中、男子はR1〜R4、女子はR1〜R3までの全39ヒートが消化された。
この難しい状況の中でも、選手達はポテンシャルある波を見つけてスコアに繋げるサーフィンを披露して見せ場を作った。
今大会は2名の選手がプロ公認の資格をゲットした。
メインスポンサーであるSwatch Japanからのスポンサーシード枠で出場した武藤龍寿はR3までを勝ち上がり見事プロ合格した。オメデトウ!
既にプロ選手としての経歴があるものの、1度はその舞台から離れ再びアマチュアシードからプロ本戦に出場した北村健一もR3を勝ち上がりプロ公認を獲得した。オメデトウ!
また、この鵠沼での戦いを最後に引退を表明した石塚晃。家族や選手達、関係者そしてファンなど多くの人が石塚を激励。
残念ながらR4で敗退したものの、彼がロングボード界に残した影響力は大きく、たくさんの人を魅了した。
この25年間のプロロングボーダー人生お疲れ様でした。
カレントリーダの田岡なつみは女子のトータル最高得点12ptをマークしてファイナルデーへと駒を進めた。
昨年のALL JAPANの試合では2位という成績だったが今回はリベンジとなるのか?
1技1技を的確にメイクし、スコアに繋げてくる浜瀬海は現在の男子ランキングをリードしている。
男子のハイエスト(トータル12.65pt)を叩き出した塚本将也。どんなセクションでも器用に乗りこなすサーフィンが印象的だった。
ヤングガンの小山みなみもフローのあるサーフィンでラウンドアップ。
今年は大会を重ねるごとに順位を上げている大村結衣も最終日へと駒を進めた。
現在のランキング4位の堀井哲も明日のR5へと勝ち進んだ。
2年ぶりにJPSAに参戦した大池裕美子は、ブランクを感じさせないサーフィンでQFへ勝ち上がりを見せた。
スポンサーが変わり、新たにスタートした菅谷もQFへと勝ち上がった。
ファイナルデーの鵠沼海岸は引き続きオンショアが吹き、さらにサイズダウンが予想される。選手集合はam7:00。
JPSAロングボードツアーはいよいよ終盤戦。果してカレントリーダー浜瀬と田岡の勢いを食い止められるのは誰だ!? そして勝敗の行方は!?
白熱したバトルをお見逃しなく!
Writer & Editor: So Sugaya
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