JPSA2018ショート第7戦DAY3リポート
JPSA2018ツアー ショートボード第7戦 CHIBA ICHINOMIYA PROは、千葉県一宮・釣ヶ崎海岸(志田下)で雨の降る中DAY3がスタート。
波はややサイズダウンし、腹〜胸・肩くらいで風は北風のサイドショア。昨日の感想を大橋海人プロや松下諒大プロに聞くとかなり癖があり難しいコンディションのようだ。
まずはウィメンズのラウンド1から始まったヒート1、2、3いずれもトライアルから勝ち上がってきた選手が1位でラウンドアップ。
続いてメンズのラウンド4へと進む。風がサイドで予報よりも弱いため、昨日までのコンディションよりはまとまり、マニューバーを入れるセクションがだいぶできてきた。しかし、2マニューバーは入るが3マニューバーはなかなか厳しく、7.00ポイントの壁はかなり高い。ラウンド1から勝ち上がってきたベテラン田嶋鉄兵はヒート2で3位となり惜しくも敗退。ヒート3では好調の大橋海人が2位でラウンドアップし、ヒート5には大野修聖が登場し、貫禄の1位でラウンドアップ!ヒート6には松下諒大がクレジットされ、「昨日ギリギリで勝ち上がってきた」と言って悔しがっていたがここは見事1位でラウンドアップした。ヒート8には大原洋人が登場し、落ち着いた試合運びで1位でラウンドアップ。大勢のギャラリーを引き連れて流石に人気の高さがうかがえる。
そして、ウィメンズのラウンド3へと続く。ヒート1ではトライアルから勝ち上がってきた白井絢子が登場し、このラウンドを勝ち上がるとプロ公認を得られるが、ラウンドアップならず敗退となった。ヒート2には同じくトライアルから上がってきた江口彩花が見事1位でラウンドアップし、プロ公認を獲得した!そして、ヒート3ではやはり都築虹帆がトライアルから勝ち上がりプロ公認を獲得!
江口彩花
都築虹帆
海老原夏生
プロ公認ラッシュの後は、メンズのラウンド5に。いよいよ、トップシードが登場してくるラウンドとなり、グランドチャンピオンを狙う選手には絶対落とせないヒートとなり、下から上がってきた選手にはランキングを上げるチャンスとなる。ヒート1では辻裕次郎が着実にラウンドアップし、ヒート2では前大会の種子島で優勝した河谷佐助が敗退。ヒート4では大野修聖と大洗で優勝した大澤伸幸がラウンドアップ。今季で引退を表明している田中樹がヒート7に登場。ビーチには「IZUKI 39」とプリントされたお揃いのTシャツを着たギャラリーで一杯となり、それに答えるかのように見事1位でラウンドアップ!明日のファイナルデーの田中選手のライディングに注目。
ヒート8は本日一番の注目ヒートとなり加藤嵐と渡辺寛の同じコーチングを受ける二人と地元大原洋人そして西修司の4人。
田中英義
大橋海人
村田嵐
松下諒大
加藤嵐
大原洋人
結果、ラウンド5でグランドチャンピオンを狙う河谷佐助と佐藤魁が破れる結果となった。
本日のラストラウンドは、ウィメンズのラウンド3へ。ヒート1ではグランドチャンピオンに一番近い野中美波がダントツでラウンドアップし、ヒート3ではベテランの庵原美穂も勝ち上がり本日のヒートは日没とともにすべて終了となった。
田岡なつみ
野中美波
野呂玲花
庵原美穂
明日はいよいよファイナルデー。天気は回復し波も残る予想。かなり見応えのあるヒートの連続となりそうなので是非応援に足を運んで欲しい。
ライブ配信はこちら
http://www.namiaru.tv/live/jpsa/