Update:202006.03WedCategory : BLUERマガジン

アメリカの「衣食住」。今、起きていること。

BLUERは昨年はじめに本格的にアメリカにBaseをつくり、2019年は日本だけではなく、アメリカでだいぶ活動していた。
それは、BLUERの「衣」=短パンブランドを購買に結びつけるというプロセスのため。

最近ようやくわかってきたけれど、ビジネスは心底、「人」への価値提供であることと、心底「憧れ=エナジー(爆発的魅力)」のいずれか。

「価値提供」というのは、水とか塩のように、必要である何か。「憧れ」は本来必需品でもないんだけれど、言葉では言えない超吸引力。ダイソンのような(笑)。文句なしに、その人が欲しいと、勝手にスピリッツが思うかどうか。

そう思ったときに購買が発生すると思う。購買というか交換。

「それ、ひとつ交換してくれよ」「俺、MONEYっていう、交換券をもってるからさー」

という具合に交換がうまくいくといいよね、と。

ではどこで、その交換を行っていくか。ヨーロッパもあるし、中国もあるっちゃあるだろうし、世界は広い。そんな折、BLUERはアメリカの西海岸を文句なしにBaseとして選んだ。

あの広大な海がある西海岸に住まう人々は何をどう価値として生きてるのかと。

それが心底知りたかったこともあるし、寿司があれだけ海外でメジャーになったのは、前述でいったら、まずは、キラビやかな圧倒的吸引力。そして食べたらヘルシーじゃないか! というダブルパンチで、世界各国で、カスタムされて「SUSHI」は拡散していった。

では、衣類の市場というのはもうレッドオーシャンとしか人は言わないけれど、本質的にはどうなんだろうと考えたときに、実はブルーなんじゃないかな、と思った。

いまは機能的な衣類はあるけれど、SUSHI的な服はない。だったらSUSHIになろうかな、と。
名前を「DUBON」にしたのは、「ズボン」から由来していることと、そう、SUHIになろうとおもったら、ということ。

いま。

今回のコロナ、そして全米で暴動が起きているけど、アメリカはハンパなく膿が溜まっているんじゃないのかな、としか思わない。

短期間ではあるけれど、すぐにわかる。あの国は「衣」「食」「住」の基盤がゆるゆるしている。
価値観というのはそうはそうそう変わらないし、無理に変えてやろうとも思わないのだけど、寿司的な活動は面白いと思っている。

今回、現地でDUBONというわれらのアパレルブランドにかかわってくれている現地のパービンダー、ロバート、アイザックなどなど。
私がカリフォルニアに突然、ニコニコで入っていって現地に住むアイザックに声をかけたら面白いカメラマンで、まったくツテがあるわけでもなく楽しく海沿いのボルテックスハウスというAir Bnbに登録されていた家に宿泊したら、そこにアパレルのプロのパービンダーがたまたま遊びにきていて「DUBONを一緒に動かしていくことになった。

まさに「ボルテックス(渦)」のようにコトが進んでいったのは、ナポレオンヒルじゃないけれど思考は現実化したし、結果はすでにあり、さかのぼりプレーをしているに過ぎない、と今でも思っている。

ということで。

いま、アメリカは膿だし期間=変革の準備期間。
日本もそう。
事が起きているのには理由がある。

その間に、BLUERは何をどう段取りをしておかねばならないのか。

またこんど、書いていこう。

Naoko BLUER Tanaka
田中菜穂子(BLUER)

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