Update:202109.30ThuCategory : BLUERマガジン

今、この時代。つまり何が起きているのか

アフターコロナで価値が変わる、とか、世界的にサステナブル思考、

風の時代。多様性。ニュートラル思考など。

そういう単語を見聞きするが

結局は時代の変わり目といっても、

何がどう変わるか、を、

リアリティを持って、

ビジュアル的に、

または概念として、確信的に見えている人は少ないはずだ。

人は、面白いことに、

せいぜい生きても100年と決まっており

そして必ず肉体は死ぬと決まっていて、

その瞬間を生きるしかないのだから、

なかなか通期として、または中長期的に、それを達観することができないから、

いま、どこのプロセスにいるかわからない、という興味深いタイムラインに生かされている。

さて、表題についての考察。

今は、どうやら、キリスト教時代の時間概念で言うところの

グレゴリウス暦。2021年。

アフターコロナというトレンドらしいが、いま何が起きているかを整理する。

少なくとも、あの養老孟司先生の言葉を借りれば、

生物=私たちはウイルスとの共存の歴史であって、膨大な歴史の中では、よくある出来事の1つ。このたびのCOVID-19とはつまり。

そして、そのアクシデントが、時間を止めたわけではなく、時間をすっ飛ばした。

過去、恐竜時代には隕石がぶつかるというあり得ぬ珍事があって

その後、天変地異、戦争は、それこそテクノロジー黎明期の出来事であるが、

常に、時間が止まっていたのではなく、時代をすっ飛ばし、そして飛び越えた。

つまり、今起き続けていることは、常に進化であって、宇宙ワードでは「呼吸」とも呼ぶ。

カッパン印刷技術によって情報が「新聞」という形となって拡散し、

周波に乗って情報が「ラジオ」という形となって拡散し

一家に一台の個の家庭に映像が届けられた「テレビ」により

リアリティに脳みそに情報や押し着せエンタメがぶち込まれ、

そして今。テクノロジーは全て情報管理され、

肌身離さない個々人に配布された「スマホ」により

自分で情報を選べるようになった?と思いきや、操作されているとも言えるいま。

テクノロジーにより古い【構造】は変化し、今まで中央で決めていた構想は分権化し、セントラル・サーバシステムは

ブロックチェーンによって、自動アップデートされる「自浄能力」を持つようになる。

つまり、よき、よき、宇宙になっていく。

以上である。

しかし、きっと一般的にはピントは来ない話でしかない。

宇宙レベルからしたら小さな話に過ぎないが、ともかく、わたしたちの目の前の

超ミクロな世界に目を移したら、最大に何が面白いと言えば、

(スピリッツは永遠に生き続けようが何しようが)

この地球上では、肉体はせいぜい100年しか生きない! ということだ。

いかに自分が楽しいと思える環境を作り

どんなにも自分を楽しくしてやり、

身近な人を愛おしんで楽しませ、

せいぜい、その100年の人生を

「あ〜楽しかった〜〜〜」

と言って死んでいくか。

それがいま。

起きていることである。

words by Naoko Tanaka												
				
				

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